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2017/06/26 10:00

PingPongCraftsオーナーおよび製作者のイノオカです。今回は指輪の素材についてお話しようと思います。わたしは木と真鍮を組み合わせた珍しい指輪を作っています。これは何も奇をてらっているわけではなくれっきとした理由があります。それは経年変化、つまり時間とともに変わりゆく風合い、色味にあります。まずは画像をご覧ください。

この指輪は作って間もない新品の状態です。真鍮は黄金色の光沢で光っており、木の表面はつるつるです。

これはわたしが半年間ほどずっと使い続けた指輪です。(普段は気分によって色々な指輪を使い分けています)
真鍮の光沢は鈍くなっています。色味もやや暗く黄が濃くなったといえばいいのでしょうか、なんとも時間の経過した真鍮特有の独特の色に変化しています。
木の部分も艶が少なくなっています。艶の影響で色が薄くなったように感じますが本来の色は失われていません。導管(木目)の部分がやや濃くなっています。
全体的に木と真鍮の異なる素材に、より統一された感じ、マットな艶と光沢に一体感が生まれている気がします。時が経つほど真鍮と木はマッチするのです。

ヌメ革の製品が飴色に変化していくのと似ています。所有者が変化させる、育てていくリングといってもよいでしょう。ビンテージが好きな方や朴訥としたものに惹かれる方にPingPongCraftsのリングをぜひおすすめします。